下町情緒が豊かな墨田区
墨田区は1947年に、本所区と向島区が合併して生まれた区です。
江戸時代から隅田川の墨堤の桜や花火、両国の相撲がよく知られており、文化・文政期には行楽地として賑わいました。
明治時代に入ると工業地帯として発達し、近年は再開発で工場跡地にマンションの建設が進み人口が増加しています。
下町情緒が豊かなエリアで工業地帯でありながら、隅田川の花火や国技館の相撲といった歴史が受け継がれており、近年は東京スカイツリーの完成によって国内外からの観光客も増えています。
このほかにも江戸時代の歴史と文化を伝える江戸博物館、江戸時代に文人墨客が集った美しい庭園・向島百花園など観光名所が多い魅力的な町です。
墨田区は、南側の本所エリアと北側の向島エリアに分かれますが、向島エリアは下町情緒が残るエリアです。
江戸時代から続く職人文化が根づいており、伝統工芸品や新たな工芸品が生み出す人たちを支援しています。
本所エリアは錦糸町や両国など商業地として、大型ショッピングモールや飲食店が軒を連ねている人気エリアです。
区内にはJRや東武スカイツリーライン、東京メトロ、都営地下鉄などが通っており、東京駅から約10分の距離にあります。
区内のほぼ全ての場所から歩いて10分圏内に最寄り駅があり、交通利便性の高さが魅力です。
交通利便性が高く、下町情緒が豊かな墨田区を誇りに感じている人が多く、区民の約80％が今後も墨田区に住み続けたいと答えています。
また、警視庁が発表した2016年の東京23区別の犯罪件数で、墨田区は19位。
犯罪が比較的少なく住みやすいエリアです。
押上駅や錦糸町駅エリアの物件が人気
墨田区内で人気の駅トップは東京スカイツリーから徒歩圏内の押上駅です。
押上駅の家賃相場はワンルームが7万円弱～1LDKが13万円弱となっています。
人気スポットの東京スカイツリーに近いことを考えれば、家賃は割安といえるのではないでしょうか。
また、オリナスやアルカキット錦糸町などショッピングモールが集まる錦糸町駅も利便性の高さで人気です。
錦糸町駅の家賃相場は押上駅よりも高め。
ワンルームが8万円強～1LDKが15万円強となっています。
このほか、スカイツリーのある押上駅から一駅の京成曳舟駅や、両国国技館と江戸東京博物館で有名な両国駅も人気の駅です。
押上駅周辺は昭和レトロな雰囲気が残る町として知られていましたが、近年は再開発が進み利便性が高まっていることでも注目されています。
京成曳舟駅エリアの賃貸相場はワンルームが7万円弱～1LDK10万円半ば程度です。
両国エリアの家賃相場はワンルーム8万強～1LDK13万円強といったところです。