江東区の街並み
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江東区の住みやすさをチェック!

有明の臨港部を中心にしたビジネス街

江東区といえばやはり最も有名なのは「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」です。
日本を代表する展示施設ということから年間を通して有名なイベントがいくつも開催されており、関連する企業も数多く近くに本社を置いています。

イベントが有るたびに数万人単位で人が移動することになるので江東区内の路線状況は非常によく、中でも臨港部に接続をするゆりかもめやりんかい線などのモノレールは住民にとっても欠かせないものとなっています。

現在ではモノレールはお台場から東京湾を直接またいで品川方面や芝浦ふ頭まで行くことができるようになっており利便性はかなり高くなっています。

また江東区内には豊洲や新木場などのビジネス街もあるので、毎日通勤で港沿いの地域を訪れるという人も少なくありません。
フジテレビなどの有名企業もあるので、まさに都内でも有数の一流企業が集まる最先端の地域といえるでしょう。

一方で江東区内に住む人のための住宅街として発展しているのが、海沿いからずっと内陸に入ったところにある門前仲町~深川のエリアです。

こちらは海沿いの雰囲気とはうって変わって下町という印象のある場所で、古い寺社や武家屋敷などが今も街中で多く見かけることができます。

下町とハイクラスマンション群のどちらにするか

江東区の珍しい点は、都内でも最先端のビジネス街がある一方で庶民的な下町の雰囲気がきちんと残されているという点です。
有名企業が数多く存在している江東区なので、当然近くの高級マンションに住む富裕層は多く、ファミリー向け物件としてタワーマンションがいくつも分譲販売されています。

どちらかというと一流企業に勤務するファミリー世帯は海沿いの新しく開発をされた地域に住むことを好む傾向にあり、内陸部の下町はあまり人気がありません。

海沿いから少し内陸に入った木場などはかつては木材置き場や発電所、小さな町工場が数多くあったところなのですが、産業構造が大きく変化していく中でかつての建物が消えて新しくマンションが作られていきました。

ガラリと雰囲気が変わるのが門前仲町駅を通る東西線を超えたところからで、より内陸にある清澄白河や森下、住吉といった駅になると相当下町臭が強くなってきます。

歴史的な建造物や博物館が置かれている一方で、下町らしい賑やかな商店街が見られるので、東京らしい生活を下町で過ごしたいという人にとっておすすめです。

豊洲市場の移転問題でいろいろと揉めた湾岸地域ですが、地価は安定的に高止まりしているので人気の海沿いに住もうとするならそれなりの家賃や分譲価格を覚悟しておく必要があります。
その分将来性から資産価値は高いので、保有資産として購入しておくのも一つの方法です。