東京都心へも千葉方面へもアクセス良好の江戸川区
江戸川区は東京23区の東端にあり、江戸川を隔てて千葉県と隣接する区です。
面積は49.9平方キロメートル。
南北に長い縦長の形をしており、エリアによって表情が異なります。
JR総武線にある平井駅や、小岩駅は下町のノスタルジックな雰囲気と、新しいお店が共存するエリアです。
都営新宿線の船堀駅、一之江駅、瑞江駅などの周辺は、静かな重互いとなっています。
また、東京メトロ東西線沿線の葛西駅や西葛西駅は、道路や公園が整備されファミリー層に人気です。
江戸川区にはJR東日本の総武線や京葉線をはじめ、都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線といった地下鉄、京成電鉄が乗り入れており、東京都心へも千葉方面へのアクセスが良好です。
江戸川区は中心部に新中川、東に江戸川、西に荒川が流れ、公園も多いのが特徴です。
区民1人当たりの公園面積が、東京23区内で1位を誇り、水と緑の多い暮らしやすい町といえます。
自然公園や親水公園、ポニーランド、臨海公園などさまざまな講演が整備されていますが、このうちバーベキューができる公園が6か所、動物と触れ合える公園が4か所あります。
また、江戸川区は小松菜の発祥の地といわれており、江戸川区小松川で採れた青菜を食べた江戸の将軍・徳川吉宗が小松菜と命名したと伝えられています。
このため小松菜うどんや小松菜そば、小松菜そうめんなど小松菜を使ったご当地グルメが人気です。
江戸川区ではさまざまなイベントが開催されていますが、最も人気なのが江戸川河川敷にて行われる江戸川区花火大会です。
千葉県市川市と同時開催されるビッグイベントで、5秒間に1,000発の花火を一斉に打ち上げる盛大なオープニングから、テーマごとに繰り広げられる花火の打ち上げ、花火で金冠を描くフィナーレまで、息もつかせない演出で観客をとりこにします。
東京23区で犯罪件数ワースト3
江戸川区はファミリー世帯が多く住みやすい地域である反面、2013年に東京23区で犯罪件数ワースト1になっており、2015年と2016年はワースト3と、決して治安が良いエリアといえないのが現状です。
犯罪の中で最も多いのが自転車の盗難で、このほか万引きや車上荒らし、暴行や傷害、空き巣などの犯罪が目立ちます。
家賃の安さが魅力の江戸川区
江戸川区は東京23区のなかでは家賃相場が低めなので人気があります。
特に人気の高い駅は、駅周辺にイオンやサニーモールなど商業施設が多くて利便性の高い西葛西駅です。
西葛西駅エリアの家賃相場は、ワンルーム6万円半ば~1LDK11万円半ばで、江戸川区内ではやや家賃が高めですが東京23区内であることを考えると、家賃はかなりやすいといえます。
江戸川区全体の家賃相場はワンルーム6万円強~1LDK10万円弱です。